ビットコインを含めて仮想通貨は価格の変動が大きいため、投資を行う際は高い利益を期待することができますが、逆に大幅に損失が出てしまうリスクもあります。
価格変動によるリスクを吸収しながら安定的に投資を行うのが積立投資です。
最近、仮想通貨取引所であるZaifがビットコイン積立サービスを始めたことがインターネットの記事で取り上げられました。Zaifのビットコイン積立サービスは「ドル・コスト平均法」で毎月一定額のコインを購入するもので、純金積立とよく似ています。急激な価格変動のリスクを吸収することができるので、長期的な資金運用に向いています。
ビットコインも含めて仮想通貨は世界中で利用者が増加している途上にあり、各国の金融当局が仮想通貨を通貨として認めるようになりつつあります。近年は特に銀行口座が利用出来ない人の多い開発途上国で、仮想通貨が人々の生活に欠かせない決済手段となっています。短期的には値下がりすることがあっても、発行枚数が限られている仮想通貨は普及率が高くなれば長期的に値上がりします。積立投資を利用すれば長期的にローリスクで資産を運用することが最大のメリットです。
純金積立とよく似ていますが、購入したコインは満期日を待たずに自由に使えるので、すぐにモノやサービスの購入、売買取引などに利用できます。購入時に一定の手数料(1.5%~3.5%)がかかりますが、販売所で購入(手数料5%~8%)するよりもずっとお得です。
信用金庫で積立を始めてみる
仮想通貨取引所であるZaifを利用すれば、地元の信用金庫の口座から定期的にビットコインの積立投資ができます。
口座から毎月一定金額が引き落とされてビットコインを購入して、Zaifに登録してある自分のアカウントに送金してくれます。
仮想通貨の定期積立を始める方法ですが、最初にZaifの公式サイトや携帯端末用のアプリからでアカウントを作成します。
アカウント作成の際に、運転免許証などの身分証明書を登録します。次に「Zaifコイン積立」のページにアクセスして、信用金庫の普通預金口座を登録します。手続きはすべてオンライン上で完結します。
積立金額は最低千円以上で、毎月手数料が上乗せされた金額が引き落とされます。
毎月27日に金融機関の口座から資金(日本円)が引き落とされて、翌月10日~翌々月9日にかけて日割りでその日の相場で仮想通貨を購入し、毎日自分のアカウントに入金されます。基本的に最初に登録した金額が引き落とされますが、毎月8日~10日に翌月分の積立金額を変更することも可能です。
アカウントに入金された仮想通貨はすぐに自由に引き出して使うことができます。
デビットカードを使って支払いに利用することもできますし、取引売買をして更に利益を得ることも可能です。海外の学校に留学中の家族に仕送りをする際に活用することもできます。