ビットコインは代表的な仮想通貨となります。
ビットコイン以外の仮想通貨はアルトコインと呼ばれていますが、そちも注目されており、イーサリアム、リップル、ビットコインキャッシュなども価値が上昇しています。
日本で大きな転機となったのが、2017年4月1日の法律です。仮想通貨に関係する法律ができたことで、政府によって正式に仮想通貨の存在が認められたということができます。
大手のカメラ店などでもビットコイン決済に対応したことがニュースになりました。仮想通貨はインターネット上にのみ存在している仮想の通貨であり、発行元が存在しないのでリスクもあります。
政府が法律を作って正式に認めたということが大きく、日本では個人投資家だけでなく、企業も仮想通貨に投資をするようになりました。仮想通貨に関係するビジネスを開始する企業も増えてきています。
ビットコインの価値が今後も上がり続けるかどうかはわかりません。
ビットコインはバブルであるという意見もあり、将来は大きく価値が落ちてしまうという予想もあります。
その一方で、500万円まで価値が上がるという予想もあります。ハイリスク・ハイリターンな投資ということは理解しておきましょう。
仮想通貨取引でビジネスモデルが変わる
仮想通貨取引でビジネスモデルが変わる可能性があります。
仮想通貨は世界共通のお金なので、国境というものがありません。
銀行送金に手数料はかかりませんし、海外旅行へ行く時にも両替をする必要がありません。
海外の通貨に両替をするための手数料は3％程度と高額なので、その手数料がかからなくなると考えると、ビジネスにも大きな影響があるでしょう。
これまでは手数料がかかるために割に合わなかったビジネスが、今後は利益を出せるようになるかもしれません。
ビットコインに関係するビジネスを始める企業は増加しています。仮想通貨の取引所を運営している企業が代表的ですが、会員制のポイントをビットコインに交換できるサービスを行っている企業もあります。
大手の仮想通貨取引所と提携をして、ポイントをビットコインに交換できるというサービスを開始したポイントサイトなどがこれにあたります。
今後はさまざまな企業が仮想通貨の世界に注目し、参入してくることでしょう。
ビットコインの価値が上昇し続けるかどうかはわかりませんが、ブロックチェーンという技術については応用され、ビジネスモデルを変えていく可能性が高いです。