ビットコインは、BTCという名称で相場が表記されています。
取引所などでも日本円との比較でこの表記が行われていますので、基本的な事として理解しておく必要があります。
そもそも、取引所でビットコインを購入しようと考える場合には、この通貨とそれ以外の通貨であるアルトコインの関連性を知っておかなくてはいけません。
確かに、アルトコインはそれぞれ独自の仮想通貨として成り立っています。
しかし、仮想通貨の史上が出来上がった後でも、世界で初めて供給されたビットコインの影響力は非常に大きいのです。
例えば、この通貨に対して何らかのネガティブな情報が流れた場合には、他の仮想通貨であるアルトコインの価格も連動して下がってしまうことがほとんどです。
それだけ、仮想通貨の中心的な位置づけになっているわけです。言い換えるとこの通貨のレートの分析をきちんと行っておけば、自然とアルトコインのレートも予測しやすくなるということを意味します。
中心的な通貨の相場の動向によって仮想通貨全体のレートが大きく動くわけですから、そこだけに注目をして対策を立てることは非常に有効な手段と言えます。
購入前に確認したい仮想通貨のリスクとは?
仮想通貨そのものに関しては、リスクはほとんどありません。
ビットコインを中心とした仮想通貨に対して誤解をしている人も多いですが、仮想通貨は法定通貨以上に安全性が高い通貨といっても言い過ぎではないシステムを採用しています。
仮想通貨には、ブロックチェーンという暗号技術が利用されており、この技術は単純にインターネット上のサーバーを利用したような脆弱性が存在するものではありません。
ネットワークという形が存在しないものを利用して取引記録を付けていくことになるため、そこの中でしか通貨が発行されないという特徴があります。
ビットコインも、このシステムを採用しています。
なぜこれが良いのかというと、外部からハッキングを受ける可能性がほとんどないからに他なりません。
ネットワークを介して通貨が供給されるわけですから、外部から攻撃を仕掛けるためには取引に参加している全ユーザーのコンピュータやデバイスに対して実行しなくてはいけません。
これは、優秀なハッカーでも現実的に実行できる可能性は極めて低いです。
仮想通貨そのものの安全性についてはブロックチェーンを利用する限りは今後も安定していると判断できます。